2020年05月
2020年05月30日
加工用トマト 花が咲きました。
加工用トマトの苗を約5a(500㎡)の畑に623本 昨年より3日早く5月14日定植いたしました。
天候にも恵まれ順調です。枯れた苗も無く5月27日には苗の数本に花を確認することが出来ました。
5月29日には植穴いっぱいまで土入れ作業を行いました。
5月30日には全体的に花を確認することが出来ました。
これから梅雨の季節を迎えますが病気には気を付けて栽培していきたいと思います。
「ちょっと ひと息」 加工用トマトと普通のトマトとの違い
加工用トマトとサラダなどで食べるトマトは、品種で大きく二つに大別されていて栽培方法や収穫方法まで違います。加工用トマトは赤系品種、普通に食べるトマトはピンク系品種と言われています。トマトの赤い色素は、リコピンです。含有量は加工用赤系トマトが普通に食べるピンク系トマトの約3倍だそうです。栽培方法では一般的に普通のトマトはビニールハウスで栽培されます。1本毎に支柱で支え誘引や芽カキ、水くれ等、大変な手間がかかります。一方、加工用トマトは露地畑で地面に這わせる放任栽培に近い状態で栽培することが出来ます。収穫方法では、普通に食べるトマトは、お店に並べられたときに良い色になるように収穫する時はまだ青い実を採ることが多いようですがワークハウス牧では収穫すると直ぐに加工場に運ぶため、完熟したものを収穫します。出来るだけ太陽の光をいっぱいあびせ完熟させます。完熟した状態で運ばれたトマトは加工場で瓶や缶に密封されるため栄養成分的にも優れているようです。加工用トマトと生で食べるトマトは、品種も栽培方法も栄養価も違うようです。
ワークハウス牧ではこのように栽培もそれ程難しくなく障害のある利用者さんが農作業に携われるうえに栄養価的にも優れた加工用トマトの性質を活かし昨年よりトマトドレッシングを開発販売しています。是非ともご賞味してみてください。